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コンバージミルを用いたFe-Si6.5 wt.%薄帯片の追加粉砕試験の実施

液体急冷法により作製したFe-Si6.5 wt.%薄帯は、急冷凝固によって得られる特性を活かし、工業用途において積層材として用いられるケースがあります。そのため、製造工程では所定寸法に揃えるためのスリット加工が行われます。スリット加工工程では必然的に切れ端(端材)が発生することから、その有効活用が課題となっていました。

そこで今回、Fe-Si6.5 wt.%薄帯(材料)の端材を原料として、当社コンバージミル装置による追加粉砕試験を実施しました。本試験は、材料として供給しているFe-Si6.5 wt.%薄帯を起点に、粉末化による再利用の可能性や、粉末を用いた磁性部材への展開可能性を検討することを目的とした技術検証です。
回転数および処理時間による粒径変化を評価するとともに、ボンド磁石用途などで有用とされる約30µm級粉末の作製可否について検討しています。

試験条件および結果の詳細は、以下の完了報告書(PDF)をご参照ください。

【日本語】試験報告書(PDF)
【英語】試験報告書(PDF)

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