回転する容器に投入された媒体ボールと試料がガイドベーンによって方向を変えられ反対側の壁に向かって飛び出します。そのボールが壁面にあるガイドベーンと容器とのクリアランスより形成される粉体層に一点集中的にぶつかり、コンタミレスな微粉末試料を作製することが出来ます。
特性
- エネルギー付加の高効率化と良好な熱分散性
 - 一軸回転中心のため高い処理速度
 - 容器内壁に粉体層が形成されるため摩耗粉が縮減
 - 発熱抑制と掻きとり効果による高い粉体回収率
 - シール性が容易
 
仕様
- 投入量
 - 100~500cc
※かさ密度、形状1mm以下 - 容器回転数
 - 200~620rpm
 - 処理容器
 - ステンレス製(内容積5000㏄)
 - 媒体ボール
 - 最大φ12mm
 - 媒体ボール材質
 - SUJ、ジルコニア
 - 雰囲気
 - 大気・Arフロー
 
※ご要望にあわせ装置設計をいたします。
実績
Cu系、Li系、Si系、Zr系、Ag系、P系、Al-Ni、W-Cu、牡蠣殻、ガラス繊維、桑葉等多数、メカノケミカル(木質、カニ・エビ殻等)